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2019-03-08

建物の構造ってどんなもの?

代表的な構造としては、まずは「木造」。
日本では木造の建物は古くからあり、とても一般的な構造です。
主要な部分に木材が使われて、比較的安価に建てられるのが特徴。
木造は通気性や吸湿性に優れているので、
夏に高温多湿となる日本の環境には合っています。
今はマンション住まいの方が多いと思いますが、
我が家もそうですが、
子供の頃には木造家屋に住まわれていた方も多いのではないかと思います。

SRC・RC・軽量鉄骨構造

自分が以前アパートを借りた時に、うち2軒は「軽量鉄骨構造」でした。
「軽量鉄骨構造」ってなんだ?と思ったものです。
でも、丈夫ならいいかというくらいの認識でした。
ちなみに今住んでいるマンションはRCです。

・SRCとは えすあーるしー
「Steel Reinforced Concrete」の頭文字を取ったもの。
「鉄骨鉄筋コンクリート構造」という意味。
鉄筋コンクリートに、鉄骨を内蔵させた建築構造。
比較的小さい断面で、強い骨組を作ることができ、
粘り強さもあるため、高層建築に多用されている。

・RCとは あーるしー
「Reinforced Concrete」の頭文字を取ったもの。
「鉄筋コンクリート構造」という意味。
鉄筋とコンクリートによって柱・小梁・大梁・スラブ・壁を造り、
すべての部分を一体化した構造のこと。

鉄筋コンクリートの部材は、引っ張る力にも圧縮する力にも強いので、
地震に対する安全性が高い構造となる。

また、すべての部材がコンクリートで一体化され、
部材同士の接合部は剛であるので、建築学上の「ラーメン構造」となっている。

この鉄筋コンクリート構造のデメリットは、
自重が大きいため、原則的には大空間建築や高層建築に向かない。

・軽量鉄骨構造とは けいりょうてっこつこうぞう
鉄骨構造の一つ。
軽量鉄骨構造とは、次のような特徴を持つ鉄骨構造。
1.軽量鉄骨を柱・梁として使用する。
2.ブレース(brace:留め具)で柱・梁を対角線につなぐことにより、
水平方向の外力に対抗できる構造をつくる。
3.木質系パネル・軽量気泡コンクリートパネル・窯業系パネルなどで
壁・床を構成する。

従って、「軽量鉄骨構造」とは、在来工法の木造建築物における木造軸組を「軽量鉄骨とブレース」に置き換えたものであると考えることができる。こうした「軽量鉄骨構造」は、一般住宅やアパートに使用されることが多い。

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