2019-01-28
扉の内開き、外開き
家の玄関からトイレまで、扉には「内開き」と「外開き」があります。
これにはそれぞれ理由があって
例えば玄関の場合、日本の家庭はほとんどが「外開き」ですが
欧米では「内開き」。
日本では靴を脱ぐ文化があるので、
内開きだと玄関で靴を脱いで置くスペースがなくなってしまいます。
欧米の場合は靴は脱がないのが基本だし、防犯を意識して内開きになっています。
室内の場合も居室側に開くとデッドスペースができてしまいますが
もしもリビングや廊下を誰かが歩いていて外開きのドアが突然開いたら危ないですよね。
このような安全性を考慮して居室のドアは内開きになっています。
ただし一つ例外があって、それはトイレです。
個室のドアは内開きが基本ですが、トイレだけは例外で外開きが標準です。
それはなぜかというと
トイレ内で体調が悪くなって倒れた場合に救助できるようにするためという理由があります。
内開きのトイレの内側で人が倒れてしまった場合、倒れた体が邪魔をして外からドアを開けることができません。
最悪の場合ドアを取り外さなくてはならなくなってしまいます。
そのため、トイレのドアは外開きにするのが基本です。
引越し前に居室の家具の配置を考える時も、
扉の「内開き」「外開き」を意識してみてください。
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