漆の世界～都心の喧騒を離れて～

サントリ‐美術館では、根来の漆作品の展覧会が行われています。

和歌山県の根来（ねごろ）で生まれた漆は、寺院や神社などで使われたものですが、

下地に塗られた漆黒に朱の漆が特徴です。

江戸時代以降広く民衆の中でも使われています。

私も元々あまり漆には興味がなかったのですが、輪島の震災以来深く漆を注目しています。

根来塗は派手さはありませんが、用の美を備えた逸品が多くあります。

日本人の今の生活は、食器なども簡単で食洗器で洗うようなものばかりですが、

こうした漆の器で食する日本人の食事はまさに美しい日常ですね。憧れます。

NEGORO　根来 — 赤と黒のうるし サントリー美術館

kuwata

檜町公園には冬の水鳥がいて、都心を忘れる静けさです

あれはアオサギ？　カルガモの親子もいました・・・・