防火管理者講習を受けてきました
あっという間に2021年も2月になりました。今日は立春、暦の上ではもう春です！
防火管理者という言葉、ご存知でしょうか。
消防法によれば、一定人数以上収容することの出来る建物（例えば事務所や店舗では50人以上など）では防火管理者を選び、消防計画の作成や消火・避難訓練を行わなくてはなりません。
防火管理者になるには、消防士等としての勤務経験が一定期間あるか、消防協会が行っている1日あるいは2日間の講習を受けることが必要です。
ということで、防火管理者講習を受講してきました。
講習は、消火器や消火設備の種類・使用方法、避難訓練の行い方を講義や映像で習うとともに、火事の危険性を実際の火災事故と消火活動の話を交えて聞くことができ、興味深いものでした。
中でも木造の家は7分で全焼するということや、火が縦方向に進む速度は横方向へ進む速度よりはるかに速いということ（上に逃げてはいけないのはそういう理由なんですね）には火災の恐ろしさを改めて感じました。
放火などの悪意ある火事は防ぐことができませんが、定期的に訓練を行うことや防火扉の前に物を置かないようにするなど日常の心がけで被害を小さくとどめることができます。
街なかにある消火栓や放水設備など気を付けて見ていると結構面白いですし、消防計画のことで相談することで地元の消防署が身近に感じられるようになり、心強くなりました。
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